間取りで悩むのか子供部屋をどのように取るのかです。
子供部屋自体をどう考えているかですが、それぞれのご家庭の夫婦での考え方に委ねるのが一番だと思います。
とりあえず、ここでは今まで色々なご夫婦が子供部屋についての意見を言われていたのをまとめてみました。
こう行った考え方もあるんだなと思ってもらって、その中でも参考になるのがあれば取り入れてください。
子供部屋は最低限で良い
お子さんはいつか独立して出ていくので、そこまで広い部屋を与えても出ていった時には使うことがなくなるので、それならご夫婦の寝室やクローゼットを広く取った方が有意義と考える場合です。
コンセントやテレビ端子の配置の位置合わせをする際も、子供部屋にテレビを置いたら部屋から出てこないので、テレビ端子も最初から設置せず、少しくらい狭くて居心地悪いくらいの方がリビングに出てくるのでちょうど良いと言う考え方もあります。
また、自分のお金で家を建てないんだから広い部屋が欲しいなら、自分で家を建てる時に好きな広さの家にしたら良いんだと言ってた方もいました。
個人的にはこの意見に賛成です。
広く子供部屋も与えても将来的には使わなくなりますので。
僕自身も、実家の自分の部屋は母親の寝室に変わってしまい、実家に帰ったときは客間の和室で僕自身は寝ています。
この注意点は、お子さんがまだ小さい時、ないしはまだ生まれてない時にしておかないと大変と言う事です。
やはりお子さんがある程度大きくなってる時に、新築で自分の部屋が例えば今の部屋より小さくなると文句が出ますし、荷物や服がたくさんあるので、そこから小さい部屋に変わるとなると大変です。
最初から元々小さい部屋で育つとそれに慣れるので服や、荷物もそれに合わせた量になります。
将来的に子供部屋の壁を壊して一部屋に
ご自身のお子さんが独立して家を出ていっても、お子さんが結婚するまでは定期的に帰ってきます。
その時の部屋を置いておいてあげないといけないので、独立して家を出ても子供部屋はそのままにしておきます。
その後、お子さんも結婚して子供もできて家庭を築いたら、里帰りの回数も減り、お子さん家族全員が泊まるのも難しくなる場合もあるでしょう。
こうなった時に、お子さん全員が独立して家を出て帰ってくる事も減ってきたらリフォームして、子供部屋の壁を取り除いて広く一部屋として使う考え方です。
この場合、将来的にその部屋をご夫婦どちらかの趣味の部屋にしても良いですし、お子さん家族が帰ってきたときは広く使えるのでそこで寝る事も可能です。
場合によっては、子供部屋の収納が可動するものがあり、リフォームで間仕切りの壁を壊すのではなく、可動式の収納を動かして一部屋として使う事も出来ます。
個室にせずに大部屋で
子供部屋を個室にする考えではなく、広々とした一部屋でそこを兄弟でシェアする考え方です。
フルオープンの一部屋だとプライバシーも何もないので、間仕切り壁で完全に仕切るのではなく、途中まで間仕切り壁を作り仕切ってあげますが、行き来は自由に出来る作り方です。
この考え方は、ご自身が子供の時に子供部屋は個室ではなかった人がこのような考え方をされている事が多いです。
しかし、同性の兄弟ではなく、異性の兄妹が一部屋となると、年頃になるとお互いストレスを抱えるということも考えられます。
また、受験時期とか夜中まで勉強したりする場合も、勉強がはかどりにくかったりもするかもしれません。
広い子供部屋で快適に
子どもにも広い7畳以上の広々とした部屋を作ってあげる考え方です。
子供部屋で勉強も遊びもするので、友達が来た時もみんなでワイワイできて心地いい空間を作ってあげたいという親心もある考え方です。
しかし、これをすると、ご夫婦の主寝室や収納にしわ寄せが来ることもあります。
また二階は一回の大きさに左右されますので、二階が一階のボリュームより大きくなる事はまずコスト増に繋がりますしおすすめはしません。
このように子供部屋に対する考え方も様々ですので、ご自身に合った考え方で子供部屋を取ってあげてください。