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家を建てるお金がないけど、新築住宅を買うことができる?

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自己資金が全くない人も新築住宅の購入できる事は出来るか?と言えば答えは、「条件さえ合えば建てる事が出来る」ということになります。

自己資金がない

私がハウスメーカーの営業として働いていた時は、自己資金が50万円で、3500万円のローンを組んで建てた人もいました。

一般の地銀や都銀の場合は自己資金が無い場合、借り入れが出来たとしても、希望額が借りれなかったりする事があります。

特にメガバンクとか大きい銀行は結構審査も厳しくて、希望額が借り入れ出来ないということも普通にあります。

逆に労金とかはある程度融通を利かせてくれたりする事も多いです。

これも、そのエリア毎によって融通の利く銀行と融通の利かない銀行があるので、住宅展示場とかに行って、ご自身の収入や自己資金を正直に話してその条件でも貸してくれそうな融通の利く銀行がどこなのか聞いてみるのも良いでしょう。

前提となる条件は、今まで携帯代やカードで買い物をして、毎月決まった日に支払いをしますがそれをキチンと期日までに支払っている事が前提です。

収入が低いと大きい買い物をカードでした場合にやりくりが出来なくて、1ヶ月とか支払いが遅れたりする事もあります。

そういった支払い遅れが続いてしまうと、所謂ブラックリストに載ってしまいます。

ブラックリストに載ってしまうと、支払いが終わってから5年間は借り入れが出来ないとか条件が出てきますので、ちゃんと期日を守って支払いをしているか確認してください。

銀行は融資した金額がちゃんと全額返ってくるかどうかを大切にするので、借り入れする人が例えば一部上場企業で勤めているとか、公務員で安定した収入があれば銀行は属性が良いと判断して、自己資金が全くなくても融資をしてくれる事も多々あります。

逆に、日当で働いている職方さんとかはある程度収入があったとしても、雨が降ったりして現場が止まってしまうと収入も得ることが出来ないので、不安定な収入になってしまうので、借り入れが出来ない事になったりする場合もあります。

また、ハウスメーカーで建てる人とかは、銀行が多少融通を利かせてくれる事もあります。

実際に工務店で建てようと思ってローンが通らなかった人が、ハウスメーカーで建てるとなったら融資が通ったという事もありますからね。

住宅金融支援機構という所で借りる

住宅金融支援機構という所は、昔の住宅金融公庫で借り入れに関して、仕事の属性などは見られずに、収入がどれ位あるのかに重点を置いて判断してくれます。

フリーターや、契約社員、派遣社員でも収入があれがローンを組むことが出来ます。

一般的には住宅ローンを組む際には、3年は勤めていないと借り入れできても条件が良くなかったりする事がありますが、住宅金融支援機構は、1ヶ月でも収入がありその証明が出来る書類があれば、12倍にして年収としてみなしてくれたりします。

まずは、事前審査を行なって借り入れが出来るかどうか、また借り入れ出来たとしていくらまで上限で借り入れできるかを知りましょう。

自己資金がないと選択肢は狭い

自己資金が無かったり収入が無いと、選択肢は狭くなります。

また自己資金が2割とか3割とかある事によって金利が優遇されたりする場合もありますが、そういった優遇される事が出来なくなり、利息が高く総支払額が増えてしまいます。

しかし、背に腹は変えられないのでしょうがない事と割り切らなければなりません。

予算にあった内容で土地と建物を探さなければならないので、土地のエリアも贅沢は言ってられないですし、建築メーカーも予算に合う所で選ばなければなりません。

キッチンやお風呂の設備も予算をかけることができないので、希望のメーカーを入れる事も叶わないかもしれません。

そこは、新築が購入できるという事で割り切って諦めましょう。

月々の支払額

あと、借り入れ額が分かった上で月々の支払いが分かります。

また住宅金融支援機構はフラット35という商品で、借り入れがスタートしたら返済が終わる35年後まで支払額が確定します。

その月々の支払い額を見て、家計をやりくり出来るのかをご夫婦で判断して可能ならば、その借り入れできる金額内で色々と探していきましょう。

逆に、月々の支払い額を見てちょっとしんどいと思ったら、どれ位なら可能なのかを話し合い、その可能である月々の支払い額で計画すると総額どれくらいの借り入れ額が可能なのか逆算するような形で計算します。

その借り入れ額で新築計画を進めていきます。

夫婦2人で働いて2馬力で働くと収入を合算すれば400万程度は稼げると思うので、それくらいあれば十分新築計画は可能と思います。

しかし、選択肢が少なくなって自分の希望が叶わない場合は、中古住宅にシフトチェンジする事も検討しても良いですね。

むやみやたらに事前審査をかけない

最後にローンを借りたいといって、むやみやたらに銀行に事前審査をかけるのはやめましょう。

なぜなら、銀行は借り入れの申込書を記入する際に与信情報の取得する事に同意書にサインももらいます。

そして、その与信情報を得る際に他の銀行でも同じように与信情報を取ってるか分かるんですね。

そうすると、銀行もこの人は借り入れが厳しいから色々なところに申し込みしているなと思って心象が悪くなります。

その一つでしか申し込みしてなかったら借り入れが出来たのに、たくさん事前審査をしてしまったので借り入れが出来なくなる可能性も出てくるのです。

なので、事前に色々と情報を集めてどの銀行で申し込みをしたら良いのか検討しましょう。


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