ZEHを受ける場合は、まずはSiiと言うZEHの補助金の提出期間であるところに、ZEHビルダー、プランナーというものに登録できているかです。
まずは、検討している会社がZEHを建てる事が出来るビルダーと言う事が条件です。
Siiのホームページを見るとZEHビルダーに登録されているかチェック出来ます。
また登録してる場合は、以前にZEHビルダー登録していたら、実績がどれくらいあるのかも分かります。
では、ZEHビルダーで検討する場合にどういったスペックがZEHに該当する住宅なのかという事です。
ポイントは、断熱性能と、発電設備と、給湯設備、冷暖房設備、エネルギー計測装置の導入などです。
まずは断熱性能ですが、建築するエリア毎に求められる断熱性能の数値があります。
それは、断熱材の種類や厚さによって変わりますし、サッシも樹脂サッシやアルミ樹脂複合サッシなど採用する種類によっても違います。
また、サッシの高さや幅によっても断熱性能は変わってきます。
この断熱性能の計算方法自体は大手メーカーの場合は建築仕様が決まっているために計算は簡単に出ます。
次に発電設備です。
太陽光パネルやエネファームを搭載して、設計している断熱性能に対して、太陽光パネルがどれくらい搭載出来るのか調べて、エネファームと併せてどれくらい発電できるのかをチェックします。
これで、エネルギーの自給自足が出来ているかです。
太陽光パネルやエネファームの発電設備を入れなければなりませんが、敷地が小さく家が小さい場合は必然的に屋根面積が小さくなり沢山の太陽光パネルが載せることが出来ない場合や、寒冷地や多雪地域、低日射地域に関しては緩和条件になっています。
これは、建築するエリアが東北地方エリアや、都市部などの狭小地での建築などの人はZEHビルダーの建築会社に確認してみましょう。
給湯設備は、エコキュート、エコウィル、エコジョーズ、エネファーム、エコフィール、ハイブリッド給湯器など様々な給湯器がありますが、それぞれの給湯器に対して求められるレベルがあるので、そのレベルをクリアした給湯器を採用しなければなりません。
冷暖房設備に関しては、リビングのエアコンを高効率の省エネエアコンにしなければならなかったり、床暖房やパネルラジエーター、セントラル空調システムを採用する場合はそれぞれに仕様や省エネ性を求められます。それをクリアした設備を採用しなければなりません。
併せて、照明も最近の住宅ではほとんど採用されているLEDを使っていれば問題ありません。
最後に、エネルギーの計測装置です。
HEMSという、モニターを取り付けなければなりません。
これはヘムスと言われていて、エネルギーがどれくらい造られているかという見える化をした機械です。
例えば、太陽光パネルは太陽光パネルで発電量が分かるモニターが付いています。
エネファームはエネファームでお湯の残量とお湯を作っている場合はその、発電量が分かりますが、モニターは別々ですしまとめて見る事が出来ないので、このHEMSを入れることによって全ての設備の発電量や電力使用量が目に見えて分かります。
こういった住設備を導入して、最先端の仕様の住宅にすればZEHの定める基準を満たす住宅となります。
勿論、住居の為に建てるもので、住民票をその住居に動かさなければなりませんしら抜き打ちで住民票を求められることもあります。
細かい詳細を知りたい人はSiiのホームページに記載されていますが、恐らく見慣れない単語が羅列されているので分かりにくいと思いますので、建築会社に任せる方が良いでしょう。
ある程度受ける為には時間と手間がそれなりにかかるという事を覚えておいて、直前になってZEHが受けられないと手のひらを返されない様に注意しておく事が大切です。