最近新築を考えている人なら耳にする言葉かも知れませんが『ZEH』ってご存知ですか?
住宅展示場などでZEHのポップを目にする事も多いとおもいます。
ZEHとは(Net Zero Energy House)の略でZEHです。
経済産業省の資源エネルギー庁のホームページでZEHについて詳しく書かれています。
そもそもこのような考え方になった理由とは、東北の震災以降原子力発電所を取り巻く環境が大きく変わりました。
震災以前までは太陽光の売電価格が年々下がっていく予定でしたが、東北の震災をキッカケに太陽光発電の普及をするために売電価格を予定より下げるタイミングをずらしたりもしています。
ZEHのホームページを見るとZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」と記載されています。
簡単に要約すると太陽光パネルやエネファームの自家発電が出来る設備を装備して、断熱性能を高めてエネルギーの自給自足が出来る住宅を建築しましょうと言う内容です。
このZEHのスペックの住宅は今後標準的な装備になって来ますので、住宅は建築したら何十年もその住まいで生活をするので将来的に見劣りしないスペックのこのZEHで家を建てるのも1つの選択肢と思います。
関東より西のエリアで採用している、断熱仕様も東北地方で採用するワンランク上の断熱仕様を取り入れる事が条件となっています。
太陽光パネル自体も出来れば乗せれるだけ乗せておいた方がエネルギーの自給が出来るので搭載をオススメしますが、間取りや屋根のかけ方にも制約が出て来たりするので検討する場合は建築会社の担当営業の人にZEHの建物を建てたいと一声かけるとスムーズに進むと思います。
ZEHを知らない営業マンや、申請にとても手間がかかるのでZEHを受けない方向でグレードアップ費用がかかるのでやめておいた方が良いと言うような提案する会社はやめておいた方がいいかもしれませんね。