家を建てるメリット
一人暮らしの人でも家を建てようと思う人はいると思います。
しかし、一人暮らしなのに家を建てるなんて意味があるのかな?と思われますが意味はあると思います。
なぜなら、やはり持ち家となればゆとりある空間での生活ができるのでアパートとは違います。
木造のアパートとかだと、お隣さんの生活音や会話も丸聞こえの場合もあります。
そういった周囲の騒音に悩まされる事もないので、一人暮らしでも家を建てるメリットはあります。
また色々な趣味を持たれている人は、そういった趣味を活かすスペースもアパートの場合は手狭で大変ですし、その分部屋数の多いアパートを借りたら家賃も高くなるので十分住宅ローンを支払っていける場合もあります。
私は一人暮らしの家づくりのお手伝いもした経験があるのですが、快適に過ごせて家庭菜園が好きな人は、庭を畑にして色々と季節の野菜を育てて楽しんでいました。
違う方は、高齢でしたが家を建てて日向ぼっこを楽しんだりしていました。
趣味で言うと車やバイクが好きという人も多いでしょう。
賃貸の場合は駐車場も狭く、そこで色々いじったりしたくても中々十分なスペースが無いのでやりにくいのです。
しかし、戸建ての場合は駐車スペースも確保できることがほとんどなので、気兼ねなく車やバイクをイジってカスタムしたり趣味の時間に没頭できるのが良い点ですね。
一つの選択して賃貸併用住宅
一人で住む一戸建てを建てるのもアリですが、選択肢として「賃貸併用住宅」というのもあります。
これは、例えば一階は自分が住んで二階を賃貸住宅で出して、家賃収入を得ながら生活をするスタイルです。
これは別に一階を自宅、二階を賃貸で無くても大丈夫です。
例えば一軒家の半分を自宅で半分を賃貸や、大きめに建てて半分を自宅で、もう半分を上下階で単身者用の賃貸として出すという方法もあります。
そうすると、家賃収入が多く入りますし、その家賃収入をローンの返済に充てることも可能です。
ローンを支払った後は、家賃収入として年金にプラスαとして考えることが出来ます。
ゆくゆく高齢になり施設に入るということもあるかもしれませんが、そういった場合にも全て賃貸に出してその家賃収入を施設代に充てることもできます。
相続も出来ないので、最終売りに出してその金額で施設に入居すると言う方法もあります。
賃貸併用住宅のデメリット
将来的に結婚をした時に、一人暮らし用の間取りで家を建ててしまうと、家族が増えた時に手狭になり、最悪その家を手放して新しく家を建てなければならはい可能性も出てきます。
その際には全てを賃貸に出して、借り手が見つかれば問題ありません。
こういった賃貸併用を考える場合は、大手ハウスメーカーの賃貸住宅の仕様で建築するのをお勧めします。
なぜなら、アパート自体のスペックも高いので借り手が見つかりやすいです。
将来的にも高スペックの場合は借り手が見つかりやすいのです。
これが木質系のアパートなどは、賃貸の魅力がないので借り手も見つかりにくいのが現状です。
賃貸併用を建てたはいいが、借り手が見つからない期間が長く続けば負担が大きくなります。
一人暮らしの賃貸の場合は、住み続けて汚れてきたら別の新築の賃貸に住み替えが気軽に出来るのが出来なくなる事です。
持ち家を持っていないと、高齢になった時に賃貸の住み替えをしようと思っても、高齢と言うことで断られたりする可能性も出てきます。
そういった場合は、家賃をまとめて5年分とか一括で払えるだけの余裕があれば問題無いとは思います。
家を建てるデメリット
家が賃貸よりも広くなるのでその分掃除する範囲も広くなります。
ルンバをフル稼働で動かしていれば問題ないかもしれませんが、掃除が嫌いな人は大変かもしれませんね。
転勤した場合にどうするか
仕事がら転勤がある仕事に就かれている人は、県をまたぐような遠いところへの転勤があった場合にせっかく建てた家をどうするか?という問題点が出てきます。
ローンも払いつつ、転勤先では賃貸の家賃も払わなければならないとなれば大変です。
そういった、転勤が考えられるような人は将来設計を考えた上で家づくりの計画を進めてください。
賃貸には無い税金がかかる
賃貸の場合は家に関する税金ってほぼ皆無なんですけど、持ち家を持つことによって、固定資産税を、毎年払わなければならなかったりします。
こういったメリット、デメリットを踏まえて一人暮らしの人は新築を購入するか検討してみてはいかがでしょう。